青の微熱
<・・・・・

会えない日々も

僕らは繋がっている・・・


・・・それが定めだとしても


お前を想わぬ日はない・・>


龍の奏でるバラードだった。

涙を隠すようにトビを見た

トビは琥珀の瞳を

真っ赤に染めて泣いていた


トビ・・・

私は祐介を愛するのと

同じくらい

貴方を愛したいんだよ・・・


なぜなら・・・

貴方は祐介の弟だから・・・
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