青の微熱
「俺ね~、K大行ってんの」

「え~?あの賢いK大ですか?」

「うん、受かるとは思わずに

受けるだけと思って受験したの」

   
「そんな賢い人が
こんな・・って言っちゃ
悪いけど・・なんでこのバイト?」

「なんかね、時給がいいんだ。

話すの苦手なんだけどね、

大体年上のお母さん相手だから

結構苦労してるよ。」

   
「こんな電話してて

平気なんですか?

うちは

家庭教師なんていらないし」


「うん、わかってるよ。

ただ、あの時失礼な電話して

切られたまんまだったから

思い切ってかけてみた。」


頭いいんだな~!

ちょっとだけ興味が湧いた。


好感度アップ!

絶対接点なんてないから・・・

   
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