青の微熱
それから私たちは
顔も知らないのに
いろんな話をした。

過去の恋や恋愛観。

親の話。

小さい時の恥ずかしかったことや
エッチの人数まで・・・


といっても私は経験がなくて
凄く嫌だった。

祐介がどうしても
大人に思えて・・・

祐介が言った。

「俺、経験は多いけど
ほんとに好きになった奴は
いないかも・・。


お前と変わらないよ。

お前にもきっと現れるし
俺にも現れる。

そう信じようぜ!」
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