青の微熱
夏を惜しむように

騒がしく一斉に啼き放つ
蝉の声が、今年もより一層
夏を強く感じさせる。


都会で慌しく生き抜く人間に
向かって叫んでる。


短くても精一杯生きること
それが大事なんだよ!って


去ってゆく祐介の後姿に
トビの面影が重なった。


あの二人は時を超えて
今度こそ永遠に
一つになれたのかもしれない


祐介の歌が
みんなの心に響き続ける限り

トビの魂も歌の中で・・・
そして私達の中で・・・

永久に生き続けるのだから。


キラキラの「青」の時代を
同じ時に同じ場所で生きたこと

それが私達の友情の証だよ。


ありがとう。 トビ!







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