青の微熱

渋谷駅で舞子が待ってた。


「ごめ~ん。

変な電話あってさ、

遅刻だあ!」


「いこ!もうすぐ始まるよ」


センター街を抜けて


やっとたどり着く。


店は薄暗く混んでいた。


ドリンクを頼んで


端っこの席に座った。


もうすぐ美紀の出番だ。
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