青の微熱
「何やってんのっ!

ちゃお、今一点入ったよ。

スコアーつけなきゃ・・!」


舞子が叫ぶ。


「あっ、ごめん!」

舞子にさえ話せない。


舞子はどうなん?

私だけ?

おこちゃまなんは・・・


妄想が妄想を呼び

私は人知れず顔が熱くなる。

体が痺れる・・・


こんなこと話せるんは

アイツしかいない・・・


祐介からは毎晩12時になる

ちょっと前に電話がある・・・
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