キケンなかおり
この話はカンナ先輩が言っていた
そして、カンナ先輩が第1期の副会長補佐であるということも聞いた
だから最初は何からしたらいいか戸惑っていた、とか笑いながら言っていた記憶がある
そんな先輩の机の上にはいつも資料がたくさん並んでいる
副会長補佐とはいっても、中身は委員の仕事....それをほぼ1人でしなくてはならない
時には京さんに手伝ってもらうこともあるみたい....
でも、カンナ先輩はこう言っていた
「きょーちゃんは五月の仕事を手伝わなくちゃいけないんだ。
俺のは手伝わなくていいっていってるのに、きょーちゃんに上手く言いくるめられて時々手伝ってもらうけどね。」
先輩は、きょーちゃんには負けるなぁ〜、と言いながら苦笑いしていた
「カンナ先輩のだって大変なんでしょ?なんで、京さんにサッチーの仕事を手伝わせるんですか?」
「実は、五月の仕事内容は理事長からの極秘任務なんだ〜」
「極秘任務!?」
「そう、この学校は特別だからね。
見ての通りいろんな財閥のご子息が通っている学校だろ?
いろいろあるんだよ、こういうとこは。
理事長は曲がったことが嫌いでさ、ワイロや裏金なんかをうちの学校に通ってるやつの親がしてるとわかったら即刻そいつの親を消しにかかるんだ。」
「えっ!?じいちゃんって、裏でそんなことしてんのかよ!!」
「まあね。それでその消しにかかる人物が五月なわけっ。
あいつの家はこの学校にいるやつらの家よりも遥かに権力あるから」
「うぇぇぇっっ!!!!サッチーってそんなすごい奴なのか!?」
「タマ、知らなかったんだ笑。まあ、きょーちゃんの補佐がなかったら、そーゆー仕事を1人でしなきゃいけないんだよ五月は。
はっきり言って委員の仕事よりも、そっちの仕事を早く片付けなければいけない。
しかも相手は子供じゃなく、大企業を司る大人たちだからバレたらこっちが危うくなるからね。
だからこんな委員の仕事は俺に任せてきょーちゃんは五月の仕事を手伝ってあげてほしいんだ、俺はね。」
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そして、カンナ先輩が第1期の副会長補佐であるということも聞いた
だから最初は何からしたらいいか戸惑っていた、とか笑いながら言っていた記憶がある
そんな先輩の机の上にはいつも資料がたくさん並んでいる
副会長補佐とはいっても、中身は委員の仕事....それをほぼ1人でしなくてはならない
時には京さんに手伝ってもらうこともあるみたい....
でも、カンナ先輩はこう言っていた
「きょーちゃんは五月の仕事を手伝わなくちゃいけないんだ。
俺のは手伝わなくていいっていってるのに、きょーちゃんに上手く言いくるめられて時々手伝ってもらうけどね。」
先輩は、きょーちゃんには負けるなぁ〜、と言いながら苦笑いしていた
「カンナ先輩のだって大変なんでしょ?なんで、京さんにサッチーの仕事を手伝わせるんですか?」
「実は、五月の仕事内容は理事長からの極秘任務なんだ〜」
「極秘任務!?」
「そう、この学校は特別だからね。
見ての通りいろんな財閥のご子息が通っている学校だろ?
いろいろあるんだよ、こういうとこは。
理事長は曲がったことが嫌いでさ、ワイロや裏金なんかをうちの学校に通ってるやつの親がしてるとわかったら即刻そいつの親を消しにかかるんだ。」
「えっ!?じいちゃんって、裏でそんなことしてんのかよ!!」
「まあね。それでその消しにかかる人物が五月なわけっ。
あいつの家はこの学校にいるやつらの家よりも遥かに権力あるから」
「うぇぇぇっっ!!!!サッチーってそんなすごい奴なのか!?」
「タマ、知らなかったんだ笑。まあ、きょーちゃんの補佐がなかったら、そーゆー仕事を1人でしなきゃいけないんだよ五月は。
はっきり言って委員の仕事よりも、そっちの仕事を早く片付けなければいけない。
しかも相手は子供じゃなく、大企業を司る大人たちだからバレたらこっちが危うくなるからね。
だからこんな委員の仕事は俺に任せてきょーちゃんは五月の仕事を手伝ってあげてほしいんだ、俺はね。」
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