ファースト*ラブ
第1章
*ハツコイ*
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夏休みが終わっても相変わらず暑さは変わらない。
遅くまで宿題を終わらせていたせいか、
くまは酷く、眠気もすごい。
私はその暑さに絶え続け、生ぬるい歩道を歩いていた。
「おっはよー!!小夜(サヨ)!」
背を向けると小柄な女の子が立っていた。
卯月ミユウ。私の大親友。
笑顔が可愛くて優しい女の子。
だからミユウは男子にすごくもてる。
まさに私が目標とする女の子。
「おっはよ、ミユウ」
「―…小夜……」
ミユウが驚いた目つきで私の顔を覗き込んだ。
「え、えーっと…何でもない!」
「?」
ミユウはすごく慌てながら話していた。
それから一緒に歩いていると、数分後に学校に着いた。