ごめんなさい

今のまま、こうやって幸せと不幸せが隣り合った日々が、はたしていつまで続けられるんだろうね。

私の夢はね、いつかあなたを介護する事なんだ。

だって私よりずいぶん先に、おじいちゃんになっちゃうでしょ?

だからきっとその時まだおばちゃんな私が、最期まであなたの面倒を見るの。

たとえあなたが私を忘れても。
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