小さな恋
恋の芽生え
それから何日が過ぎ、授業が始まるようになった。
あたしの中で恋が動き始める日だった。
それは、理科の時間だった。
外で観察をしていたら、卓也が1人で何かしていた…
あたしはノリで、卓也に、
「卓也ーーーー!!」
と叫んで手を振ってみた。
驚いたことに、手を振り替えしてきた。
「何してんのー?」
と聞いたら、
「蛙~~」
といっているので、女子はキャーキャー言い始めた。