でも


蓮はそれでいいの?


今まで守ってきた光華龍を悔いなく捨てられるの?



族長として


デカイ態度のあんたが私は好きだよ



私のせいで辞めるなんて言ってんじゃねぇーよ。



ポロリと一つの光が
私の頬をつたった



「…お前何でないてんだよ」


蓮の心配そうに見つめる顔が涙でぼやける



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