「じゃあな」

歩きだしたアイツ              え...

「あのっ...」

小さな声でつぶやく


「まって!」

何となく 奴を呼び止めてしまった


ゆっくりと振り向いた男


「なに..?」


えっと... えっと...

「お前の名前。。名前何?」


テンパる私


「蓮」

一言だけ口にした蓮と言う男


「あたしの名前は『進藤 夏紀..だろ?』

私の自己紹介は蓮によって中断された
           「え... 何で名前..」


「じゃあな。」

そう言って奴は歩いて行ってしまった


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