○○なんて言わせないっ!
なんでたかがテストのことで
こんな思いしなきゃ
いけないんだろ...


あたしが、とっさに
走ってついた場所は
放課後の図書室。

誰もいないし...

あたしは適当に
椅子にドカっとすわり
ポケットの中に
入っていた飴を
らんぼうに口の中に
放り込んだ。

すると...。

「ガタタッ」


ふいに斜め後ろらへん
から大きな物音がした。


え?もしかして...幽霊?
誰か居たっけ..
そう思いながら
おそるおそる
後ろを向こうとすると


「...ここ飲食禁止なんで。」

「は...。」

そこにいたのは
一人の男。
髪は茶色っぽくて
黒ぶち眼鏡をかけていた

本を読んでるから
表情が分からなかった。

「だから...」


「え?飴の事っ?!
はいはい
すいませんねっ!」


あたしは苛々してた
せいかちょっと
キレぎみに答えた。


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