Drop Piece
「あ、それ…」
俺の着ているシャツを指差す。
「SHIZUKAのだよ、…んだっけな、たしかフランス語…」
「へえー!壱流、なんだよう。色付きやがって!!」
ニヤニヤ笑ってる菊に鉄拳を一発お見舞いしてやった。
「いたいから!指輪付けた手のグーパンチはきついって!…その指輪も格好いいな…」
「SyUのだよ。菊、ほんと知らねえよな」
指輪をいじりながら、再び資料に目を戻す。
「…すっげ、楽しみ」
「へえーっ!俺もSHIZUKA好きっ」
「つか、これ本業のモデルがやるべきじゃねえの?俺たち…「じゃあ、自信ないなら晴はやんなくていいよっ?」…やります。やらせて下さい」
「……シズカ…?」
琉を除くShiNeの3人が知っていて、しかもお気に入りのブランド。
かなり、最高な仕事になる可能性大だ。
「りゅー、その上着SHIZUKAのだよー」
「シズカ…、誰」
……訂正、4人らしい。