ギャップ@彼氏



「俺が、ゆなちゃんを捨てる訳ないじゃんッ…!!

俺が捨てられるんなら
まだしも、俺がゆなちゃんを捨てるなんてこと
地球がひっくり返ッても
ありえないッ!!!」


そう、凛々しくも、はっきりと…レオ君は強く‥強く言ってくれた。



「レオ君ッ…。

ごめッ…んね…!!!

ありがとう…」


そう言って、私も強くレオ君の腰に腕をまわして、抱きしめた。



「なんで ゆなちゃんが謝るの?

てか、ありがとうは こっちのセリフだしッ!!

こんな俺を…彼氏って言ってくれてありがとう」


そう、少し体を離して、真っ直ぐとした、油断したら吸い込まれそうな、そんな眼差しで…言ってくれたんだ…。










< 59 / 73 >

この作品をシェア

pagetop