ギャップ@彼氏
私ゎポカ~ンとレオ君の腕に従ってドアの所まで来た時、
フッと教室の人達を見たら みんなもポカ~ンと口を開けていて、
陰キャ君なんか下を向いて肩を フルフル震わしていた。
―――なんか悪い事しちゃった?!
と 変に反省しながら歩いている内にげた箱まで来ていた。
すると いきなりグイッと両肩をレオ君に掴まれて
「なんで あそこですぐ断らなかったの?!!
あぁいうヤツは キッパリ断らないとストーカーみたいなのに
なりかねないんだから」
と いきなりお説教されたから
これまたポカ~ンとレオ君の綺麗な顔を見入っていたもんだから
ハッとして
「っ!!だって いきなり言われたから どうしたらいぃか分かんなかったンだもん…」
と 口を尖らせて言い訳を言うようにボソボソと言ったら
レオ君が はぁ…とため息をついてから
「ゆなちゃんは しっかりしてそうで そういう所鈍感だから目ぇ離せないンだよ…」
と 失礼極まりない事を言われたけど…
目、離せないッて…
ずっと見ててくれてたッてこと…?
そう思った瞬間、ボンッと顔が茹でダコ状態になってしまった///
その後、レオ君が何も言わないから ど-したんだろうと思って 茹でダコになりつつもレオ君を
チラッと見たら
口に手をあてて
"しまった"と言ったような顔をしながら
耳まで真っ赤にしたレオ君がいて…
「ごめん…
俺、全然余裕ないわ…」
と 言ってから
自分の顔を見せないように 私の頭の上に手を置いて下を向かされてしまった。