【短】特別企画〔俺様〕×〔約束〕!!
ピッ!!
《あ、未……》
「ごめんなさいすみません!!あたしっ!!この携帯の持ち主じゃないんです!!」
《……は?えっと…誰?》
「あああの!!あたし笹原美夜って言うんです!!えっとそれで…」
《………よくわかんないけど、落ち着いて話そうか。今から君のとこ行くから場所教えて?》
「あ、はい!!3階の服の売り場にいます!!」
《意外と近いな。じゃ、待ってて。》
そう言って電話が切れた。
はぁ…とんでもないことになっちゃったな…
っていうか今の人の声、低かったな〜……
湊より声少し低かった…
どんな人なんだろう?
てか湊は何してるんだろ?
あ、あたしの携帯…
ぶつかった子がもってるんだよね!?
じゃあその子と連絡とれてるのかなぁ?
そんなことを考えていると…
「あ、君が笹原美夜ちゃん?」
「え?」
ええぇ────!?!?!?
何この人!?芸能人!?
かっこよすぎでしょ!!
「あれ?違ったかな?」
ニッコリ笑うその人。
かっこいい…
「あっ…あたしです!!」
「そっか、よかった。」
そしてあたしはその人に事情を話した。