【短】特別企画〔俺様〕×〔約束〕!!


【冬夜SIDE】



「なるほど…」


未歩とぶつかったらしい。


で、その拍子に荷物がぐしゃぐしゃになって…


しかも偶然携帯の機種が同じで、その時に未歩が間違った方を渡したと…



あいつ…よく見てから渡せよ…




「あの!!すみませんでした!!こんなことになっちゃって…」



「え?あ、謝んなくていいよ。こっちこそ未歩がごめんね?」




まぁ…表で接するわけだけど…



この美夜って子は未歩と雰囲気が似てる。



「でも…あなたに迷惑かけてしまって…」



美夜…ちゃんがシュンとする。




「あ、俺堀越冬夜。高2。」


「冬夜君…高2〜!?!?!?見えない…」


「え?そう?」



見えないってどういう…



「あ、変な意味じゃなくて!!大人っぽいなって…あたしも高2です!!」



大人っぽいか?

しかも同い年じゃん。




「ふっ…ありがとう。で、美夜ちゃんは誰とここに?」


「あ、同い年の彼氏と…」


「彼氏か。きっとかっこいいんだろうね。」


「え!?いやいやいや!!あんなん普通です!!」



あんなんって…



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