【短】特別企画〔俺様〕×〔約束〕!!
「あぁ〜!!楽しかった〜♪いい子だったなぁ〜未歩ちゃん!!」
「本当、今日はさんざん美夜に振り回されたな。」
「も〜!!ごめんってば!!それより冬夜君どうだった!?」
「は?どうって?」
「だからいい人だった!?楽しそうに話してたじゃん!!」
「あぁ、まぁいいやつだったよ。かっこよかったしな…」
「ねっ!!あたし最初会ったとき芸能人かと思ったもん!!」
「………」
なんかそれ…軽く冬夜に嫉妬すんだけど…
「湊?顔怖いよ?」
「うっせ!!」
「あ、もしかして嫉妬…?」
「………」
何も言わない俺を見て、美夜はクスッと笑う。
「み〜な〜とっ!!好き♪」
「はっ!?////」
なんだこいつ急に!!
「あははは!!顔赤いよ!!」
「………ムカつく…」
「あ、怒った?ごめんね!?それよりさ〜…」
それより!?
話反らす気か!?
「はいこれ!!」
「…何コレ?」
美夜から手渡されたのは携帯のストラップだった。
「お揃いの買ったから携帯に付けよ♪」
そう言って美夜はニコニコする。
ったく…
しょうがねぇな…
「無くさないでね!!」
「美夜こそ…今日みたいに携帯ごと落とすんじゃねぇぞ?」
「2回も同じことしないもんね〜♪」
「どうだか?」
「湊ムカつく!!」
「はいはい…」
まぁ…なんか色々あったけど、楽しかったのかな…?
冬夜にもまた会えるよな?
「湊〜!!早く帰ろ〜!!」
「はいはい…おい、コケんなよ!?」
「わぁっ!!痛っ!!も〜!!」
「…………」
言ってる側から…!!
「お前は少し落ち着け!!」
【美夜】&【湊】
-fin-