【短】特別企画〔俺様〕×〔約束〕!!



「あぁ〜!!楽しかった〜♪いい子だったなぁ〜未歩ちゃん!!」


「本当、今日はさんざん美夜に振り回されたな。」


「も〜!!ごめんってば!!それより冬夜君どうだった!?」


「は?どうって?」


「だからいい人だった!?楽しそうに話してたじゃん!!」


「あぁ、まぁいいやつだったよ。かっこよかったしな…」


「ねっ!!あたし最初会ったとき芸能人かと思ったもん!!」



「………」




なんかそれ…軽く冬夜に嫉妬すんだけど…




「湊?顔怖いよ?」


「うっせ!!」


「あ、もしかして嫉妬…?」


「………」




何も言わない俺を見て、美夜はクスッと笑う。



「み〜な〜とっ!!好き♪」



「はっ!?////」





なんだこいつ急に!!




「あははは!!顔赤いよ!!」


「………ムカつく…」



「あ、怒った?ごめんね!?それよりさ〜…」




それより!?


話反らす気か!?




「はいこれ!!」


「…何コレ?」




美夜から手渡されたのは携帯のストラップだった。



「お揃いの買ったから携帯に付けよ♪」



そう言って美夜はニコニコする。






ったく…

しょうがねぇな…




「無くさないでね!!」



「美夜こそ…今日みたいに携帯ごと落とすんじゃねぇぞ?」


「2回も同じことしないもんね〜♪」


「どうだか?」


「湊ムカつく!!」


「はいはい…」










まぁ…なんか色々あったけど、楽しかったのかな…?

冬夜にもまた会えるよな?










「湊〜!!早く帰ろ〜!!」


「はいはい…おい、コケんなよ!?」


「わぁっ!!痛っ!!も〜!!」

「…………」



言ってる側から…!!






「お前は少し落ち着け!!」







【美夜】&【湊】

-fin-



< 24 / 26 >

この作品をシェア

pagetop