【短】特別企画〔俺様〕×〔約束〕!!
【冬夜SIDE】



「もう〜バカ冬夜〜…」


「まだ言ってんのかよ…」

「だってあそこにいる何人もの人に聞かれてたんだよ!?しかも名出しで!!」


「お前が悪い。」


「ばかぁ〜……」




ったく…



「でも…美夜ちゃん、いい子だったなぁ♪」


「そうだな。」


「湊君は!?」


「いい奴だったよ。」





なんか俺もあいつと気が合いそうな気がしてきたし。

まぁ、またいつか会えるだろ。



「冬夜?」


「え、あ、悪い。」


「………もしかして美夜ちゃんに惚れたとか言わないよね!?」



は…?

何それ?



「………だったらどうする?」



ニヤッと笑って聞いた。



「えぇ!?こ、困るよ!!」



ふっ…焦ってるし。



「ねぇよ。」


「あ、なんだよかった…
って!!騙さないでよね!!冬夜のバカ!!」


「おい。」


「何よっ!!」


「お前今日だけで俺に何回バカっつった?」


「……え!?あ…はは…一回も言ってないよ?」


「アホかお前。しかもさぁ〜、お前遅刻してきたよな?」


「あれ!?そうだったかしら!?」


かしらじゃねぇよ。


「した。で、何?買い物したら勝手に盛り上がってはぐれるし、携帯間違えるし、しかも俺がバカだって?」



「えっ……と…ははっ…」



ごまかしても無駄。



「今日はこのまま俺の家に直行だな。」



「えぇ───!!!ごめん冬夜!!許して!?」


「今日は何しても許さねぇよ。今日の夜は寝れないと思え。覚悟しろよ?」


「………////」


ニヤッと笑ってそう言ってやった。




俺にそういうこと言うからこうなんだよ。









「じゃ、僕の家に行こうか田所さん♪」


「冬夜の悪魔─────!!!!」




【未歩】&【冬夜】

-fin-

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