部屋に戻ると貰ったペンギンをベッドの脇に置く。

やっぱ大介君に似てる♪

思わずニヤけてしまう。

「キモイ・・・。」

振り返ると姉がいた。

「ちょっと勝手に入って来ないでって言ってるじゃん。」

「元気になったじゃん。
最近落ち込んでる感じだったから。
彼氏に誕生日お祝いしてもらったの?」

「うん♪」

「良かったね。」

と言って出て行く。


やっぱりお姉ちゃんはあたしのこと良く分かってるな~。
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