-次の日-

彩奈が家に来る。

「え~羨ましい!
涼太なんてあたしの誕生日でもそこまでしてくれなかったよ!」

「へへへッ。」

「じゃあ結局なんでもなかったんだ。
つまんな~い。」

「どういう意味?」

「まぁ良かったじゃん。」

「っていうか最高です☆」

「あたしが紹介してあげたんだからねッ!」

「感謝してます♪」

「分かってるならよろしい。
まぁ茉莉恵が元気になって良かったよ。」

二人で笑い合う。


あんなこと言ってたけど、
何気彩奈も心配してくれてたんだ。
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