隣のあいつ

アタシゎ走って自販までいった。
運動不足かな?
結構しんどいかも・・・

ていうか草平緑茶って渋っ!
家から持ってきなよ~・・・
愚痴を1人でこぼしながら角を曲がった瞬間。。。

どんっ!!

「いった~・・・」

「いって・・・」

「ごめんなさい!」
相手の持っていた教科書や資料がそこらじゅうにばらまかれ
それをアタシゎかき集めながら謝った。

「オレのほうこそごめんな」

・・・・・・・・・・・・・・。

かっ・・・・・かっこい。。。
格好イーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!
あんな人うちの学校にいたんだ!

「いや・・いやいや・・・いやぁ・・・」

「ぶはっ!おもしろい!あっ・・・オレ行かなきゃダメなんだよな」

「また逢えたらゆっくり喋ろうな!」

「あっはい。。。」
死んでしまいそう。
白馬の王子様だ・・・
彼が走り去っていくときアタシゎ思い切ってさけんでみた。

「あのー!名前教えてくださぁぁぁい!!!!!!!!!!!」

我ながら大胆な行動だ・・・・。

「高橋翔吾ーーーーーーーーーー!」
にっと歯を見せて名前ぉ叫んでる彼。

・・・・きょとんとした表情で、頭の中ゎ高橋という人でいっぱい。
自販でジュースをかって両手に抱えながらトボトボ教室に向かった。

「高橋・・・翔吾・・・・」








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