青瓶奇譚


そこはとてもまぶしくて



虹色の光がぼくを包んだ



やがて虹色の光は



だんだんひとつの色に



まとまっていくようで



その色は



晴れた夏の日の空のように



深い青色だった


< 45 / 82 >

この作品をシェア

pagetop