ねこ笛日記
そして、明くる日の夜…
ベランダから草むらを見ると、もう、キツネがいた…

私は慌てて、エプロンのポケットにえさを入れ走った。今度は袋に入れている。

草むらにいるキツネに向かって、エサ入りの袋を投げた。


ポッンと投げられた袋…
キツネはそれを口にくわえて走りさっていた…


賢いキツネだにゃあん!


それから、毎夜えさを投げること、半年が経過した…

ある夜のこと、いつものように「ポ-ンッ」と、… 投げたら、キツネが受け取るはずだったエサを、 何ものかに横取りされてしまったのだ…


キツネは「ポカン」としている。敏捷な動物なのに その上をいくものがいた。

誰だ…
わからない~
明日の夜には、きっと、
正体を見つける…


見つけるにゃあ~ん!
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