ねこ笛日記
2002年7月のある夜…

今夜の空は☆がいっぱい…きれいだにゃあん!


星が海に写って、海がキラ キラ光っていた。
そんな夜、私はキツネのえさを横取りする、何者かを見つけるために草むらに
向かっていた…


もちろん、エプロンのポケットにはえさをしのばせて!

ポケットにはえさの入った袋が二つ…

どうして、二つなのって…
どうしてか、にゃ~あん!

私は自動車の陰にいて待った。そして、ついに~
その時はきた…


よく見るとキツネの座っている後ろには、ドラム缶があり、その横には…

白いねこが座っていた。

『ははあ~ん!
この猫や、えさを
横取りしたのは!

しかし、どちらにも、 可哀相な身の上という…
事情があるにゃあん!


『可哀相に、心配せんでも ええよ。どちらにも
あげる、待っちょり〃』

それから毎夜…
コンちゃん、ポ~ン〃
白猫ちゃん、ポ~ンと、 投げたにゃあん!


すると、二匹ともその袋を口にくわえて、
サッサと、山へ帰っていきました


とうとう、キツネと猫の エサやりに成功した…


何ちゅうこっちゃろ…
こんなことに感激してる。

私はほんまに、単純な人間きっと、死ぬまで


なおらへんにゃあ~
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