君色。
・・・はずだった、が進んだのは自分の机から1mほど。
制服のえりを心ががっちりつかんでいる・・・。

ちくしょう・・・、これから何されるんだ。

「まちなさいよ」
おしとやかな見た目とは裏腹にやっている行動は荒々しい
「なんだよ・・・俺を血祭りにでも上げる気か?」

「何であたしが亮を血祭りになんかあげなきゃならないのよ。それともあげられるような事でもしたの?」

してない、だがお前なら理由も無くあげそうな気もするぞ
実際何もしてないの突然にひっぱたいたしな、頬にキレイに残るこのお前の手の跡が物語っている



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