君色。
「で、なんの用だ?」

心はやっと俺のえりをつかんでいた手を離し、大きな箱?のようなものをドスンッと俺の机に置いた。

「なんだこれ・・・。」
爆発物・・・なわけないよな。


「お弁当よ!亮が忘れたって聞いたからあたしのお弁当分けてあげようと思って持ってきたの、これだけの量があれば2人とも空腹はまのがれるわよね」


どういう風の吹き回しなんだ、この弁当まさか毒でも入ってるんじゃないか?
・・・いやいやいや、まさかこんな気が強く荒い心でもそこまでしないだろう
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