大好きを伝えたくて


ただ雄也の手を握る事しか出来なかった…




雄也!!生きて!



『雄也はあたしが不安な時もいつもそばにいてくれたね…いつも喧嘩ばっかだったけど、ずっとそばにいてくれた。一番近くにいてくれたのは雄也だった…。一番近くにいたのに…一番遠かったよ…。 あたし…ずっとずっと雄也が…好きだった…まだ何にも伝えてないんだよ?』


あたしは、涙が止まらなかった…




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