別れ道
毎日が幸せだった…その反動で一人になるのがこれ程苦しいとは思わなかった。

「今があればそれでいい」
そう言ってたのが懐かしい…

カタチにならない想いに戸惑いながら求めていた。

それに疲れさせてしまった。

「一緒にいるだけじゃだめなの?」

「何が足りないの?」


一緒にいるだけでよかった。今はそう思う…

今となってみればなおさら―
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