別れ道
「ずっとこうしててくれたんですか?」
目を覚まし恥ずかしかったのか顔を離し遠くをみながらしばらく黙っていると
「ありがとうございます、…またしてくれる?」
かなり間があったが、急に今までとは違った話し方で聞いてきた。嬉しくて離れた体を抱き寄せた。
「一緒にいたい。今まで辛かった分一緒に埋めさせて?」
独り言のように呟きこっちを向いた目は今まで見たことないくらい澄んでいた。
忘れていたモノを彼女に思い出させてもらった…
ただ純粋に人を愛すること
それだけが今の自分の救いだった。二度と人を愛せないと思っていた自分がこんなにも愛したいと思うなんて…
一緒にいたい。いっぱい笑って、いっぱい同じ景色見て、一緒に色んな事して過ごしたい。そう言ってまた抱き締めていた。
「先輩と出逢えてよかった、初めてこんな想いが溢れてくるなんて」
遠い記憶に感じる瞬間が目の前に溢れてくる―
目を覚まし恥ずかしかったのか顔を離し遠くをみながらしばらく黙っていると
「ありがとうございます、…またしてくれる?」
かなり間があったが、急に今までとは違った話し方で聞いてきた。嬉しくて離れた体を抱き寄せた。
「一緒にいたい。今まで辛かった分一緒に埋めさせて?」
独り言のように呟きこっちを向いた目は今まで見たことないくらい澄んでいた。
忘れていたモノを彼女に思い出させてもらった…
ただ純粋に人を愛すること
それだけが今の自分の救いだった。二度と人を愛せないと思っていた自分がこんなにも愛したいと思うなんて…
一緒にいたい。いっぱい笑って、いっぱい同じ景色見て、一緒に色んな事して過ごしたい。そう言ってまた抱き締めていた。
「先輩と出逢えてよかった、初めてこんな想いが溢れてくるなんて」
遠い記憶に感じる瞬間が目の前に溢れてくる―