別れ道
どれだけの時間が過ぎただろうか。生活のすべてに溢れかえっていた。
いけないとは解っていた。お互い生きてきた世界が違いすぎる。その純粋さに惹かれていた…その純粋さを壊してはいけないとも思った。
「わからないって?」
今の自分がわからなかった。愛している自分と離れなければと考える自分と―
「私は全部が初めて。だから0から教えてもらっている気持ち。」
「大丈夫だから」
そう言って手を握りしめた。
好きなんだ。今、全てが包まれていた―
いけないとは解っていた。お互い生きてきた世界が違いすぎる。その純粋さに惹かれていた…その純粋さを壊してはいけないとも思った。
「わからないって?」
今の自分がわからなかった。愛している自分と離れなければと考える自分と―
「私は全部が初めて。だから0から教えてもらっている気持ち。」
「大丈夫だから」
そう言って手を握りしめた。
好きなんだ。今、全てが包まれていた―