大切なもの
ピーンポーン

「はーい!!」
美咲が出た。

「里美!!どうだった?言えた?」

「言えたよーな、言えなかったよーな…」

「何それ?
とりあえず上がって」


私は純君に言ったことを
話した。


「だってって何よー」
「だよねー…」
「でもがんばったね!!」
「ありがとう、みさきー」

「で、どうするの?
他の人が欲しがってるって思われたままだと駄目でしょー」
「どーしよー」
「他の人に教えて
あとで、
私にも教えてっていうとかは?」

「うーん……」

「そこまで頑張ったんだ
あと一歩出さなきゃ
もったいないよ!!
あとは里美の気持ちしだい!!
頑張り★」

美咲…ほんとにほんとに
ありがとう。
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