大切なもの
今日は、
美咲と明と私の3人で、

美咲の家で遊んだ。


「でも、あの2人が別れるなんて意外だったね」

ギクッ!!

「ちょっと明、
今日はその話なし!」

美咲が慌ててカバーしてくれる。

「わりーわりー
でもさー、純の奴、
親とまだ仲直りしてないっつーのに、
辛い事重なって
最悪だろーなー」


そうなんだ……

私は純君に何もしてあげられないのかな?


………

「ぢゃあ、ここらでお開きにしますか?」

美咲が言った。

「そうだな。もう遅いしな。
ぢゃあな、美咲。」

「またあした。
お邪魔しました。」

「ばいばーい。
気を付けてね。」
< 34 / 100 >

この作品をシェア

pagetop