大切なもの
明に聞いた日、

私は放心状態だった。

明はこんなことを言った。

口止めされてたんだけど
純は里美を守るためにわかれた。

純はさゆりから
無理矢理付き合ってくれと
言われた。
でも純は里美を好きだったから、
断った。

そしたらあまりにしつこく言ってきた。

純はそれでも里美と離れる気はなかったが、

さゆりが
里美と別れて私と付き合わないと、
里美に嫌がらせをする、と言った。

純は里美を守りたかった。

それでも里美を愛していたから、
わざと里美に嫌われるようにした


と言った……。
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