僕は先生を愛してます
僕は、先生との約束を叶えるために今までに以上に勉強に集中した。
疲れていた体も先生を見たら一瞬で吹き飛んだ。
寝なくても平気だった。
勉強をしていると、時間が経つの早い。
何も考えずに勉強だけに集中した。
「坊ちゃま!風邪ひきますよ!!」
「んっ・・」
僕はミチさんの声で目が覚めた。
朝日が昇り光が僕を照らしている。
いつの間にか寝たのだろうか。
僕は机に倒れ込んでいた。
「坊ちゃま、今日は学校はどうしますか?」
「行くよ。今日は大事な日だからね」
僕は立ち上がり学校に行く準備を始める。
「そうですか。もう朝食が出来てますので食べて行ってくださいね」
「ありがとう」
僕は鞄を持ち階段を下りた。
朝食を数分で食べ終わり急いで玄関へと走る。
「いってらっしゃいませ」
「行ってくるよ」
ミチさんに見送られながら僕は家を後にした。