僕は先生を愛してます

やっと放課後だ。


時計は4時をまわっていた。



先生との約束は6時。



僕は一旦帰宅する事にした。







帰宅すると同時に携帯が鳴った。


「はい」


「聖夜?さっきパパに聞いたんだけど、今日のパーティー本当にこないの?」


七海だった。


「あぁ。行かない」


「どうして?お願い。来て」


「無理だから。俺、忙しいから切るよ」


プツッ―


一方的に電話を切った。


それより服を選ぼう。



僕はクローゼットの中からあらゆる服を出してはベッドに並べてみた。


・・あぁ。
 毎回、女の子はこんな
 気持ちで服選んでるん だ。


先生と横に並んでもカッコ悪くない服装・・。


そんな服を選んだ。



あれこれしていると6時30分前ではないか。


僕は公園へと急いだ。
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