僕は先生を愛してます
―先生の瞳・・
―先生の唇・・
全てに引き込まれていく。
「愛してるっ・・」
僕は、その言葉と同時に先生の唇を求めた。
「やっ・・んーっ・・」
先生の言葉なんて聞こえない。
柔らかい唇―・・。
優しいキスなんて、出来ない。
無我夢中で唇を求め続けた。
ゆっくりと僕の舌が先生の小さな口の中に潜り込む。
「んっんっーーーっ」
いやらしい音が静寂した河原に響く。
少し唇を離し先生に囁いた。
「嫌なら振り払えばいい・・。俺、力なんて入れてないから・・」
僕はただ、優しく先生を抱きしめていた。
そしてまた唇は先生の唇に戻る。
・・抵抗される。
・・叩かれる。
そんな事が頭によぎった。