僕は先生を愛してます


僕は“愛”にメールをした。

そう、僕が翔太に紹介をしてあげると言った女の子は愛の事だったのだ。


翔太には変な女は紹介出来ない。

僕の唯一の友達.親友だから。

―――――――――
:愛

題名:久しぶり

本文:
紹介したい男が居るんだけど、アドレス教えてもいい?俺の友達だから信用はできるよ
―――――――――


―送信と・・。




返事は数分で着た。


―――――――――
:愛

題名:無題

本文:
え?
あたしが好きなのは、せいちヤんなんだけど
―――――――――


「メール打つのだるっ」


先生とのメールの時は、楽しくてしかたがなかったのに・・。


―――――――――
:愛

題名:無題

本文:
まぁ、いいじゃん?
教えてもいいよね?
―――――――――



―・・・受信中~♪



「打つの早いよな」


数秒で来る返事。


―――――――――
:愛

題名:無題

本文:
ぶう~(′3`)
ぢやあ.だけなら
だよお
―――――――――


“アドレス送っておく”

とだけ、返信した。




「聖夜君、帰らないの?」


「えっ?」


僕はまだ学校に居る事を忘れていた。
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