僕は先生を愛してます
「もう・・だめっ・・」
先生は僕に背中を見せ吐息を漏らす。
「まだダメだよ」
先生の腕を握り背中を舌が這う。
「・・っ・・本当にっ・・やっ・・んーっ・・」
ぎゅっとシーツを握りしめる先生。
「あっ・・っ・・うっ・・んっー・・やっ・・ぁあっ・・」
そんな先生の姿が可愛くて僕また後ろから先生を愛す。
―1日に一度抱けば
終わっていた昔の僕。
―日替わりで違う女を
抱いていた昔の僕。
だけど今は、そんな僕はどこにもいなかった。
求める愛は一つだけ。
この愛が見えなくなった時、僕は消える。
―そう想った。
閉め切った部屋は夏の匂いに犯されている。
そして、甘い声と2人の愛液が僕らを一つにさせた。
「愛してる」
あなたのその一声で僕は死んでもいいとさえ想うんだ。
‥この愛は永遠に続く。
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