僕は先生を愛してます

「あいつが好きだから?」


先生は真剣に秋月を見た。


「幸村 聖夜」


笑いを止め先生を見つめた。


「僕が知らないとでも思ってたのか?あいつとの関係を・・。あんなガキなにがいいんだ?セックスか?」


「やめてよ・・」


先生は秋月から目を背ける。



「キャッ」


いつの間にか秋月は先生の背後に周り後ろから抱きしめていた。


「離してっ・・」


「どう?あいつには、こんな風に抱かれたのか?俺より上手かった?ん?」


慣れた手つきで先生の体に触れる。


「やめてっ」



先生は秋月を突き放す。



「恭子、今なら許してあげる。僕はなにも知らなかった事にするよ。だから、結婚しよう」



先生は頭を左右に振る。


「恭子」



秋月はゆっくりと先生に近づく。


「お願い・・来ないで」



「あんなガキに恭子を幸せになんかできるわけないだろ?よく考えてみろ?」


「・・ごめんなさい・・。このままあなたと結婚したら、きっと後悔すると思うの・・。それに・・私・・あなたを・・愛してない・・」




「ちょっとこい」




秋月は先生の腕を引っ張り、寝室に入りベッドに押し倒した。



「なっ・・何するの?」



戸惑う先生に秋月は笑う。



「確かめてみようよ?僕とあいつ。どっちが上手いかを?」



先生の体の上に身を重ね先生を押さえつけた。
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