僕は先生を愛してます
―午後4時半過ぎ。
「きりつ、れい」
ばたんっ・・
僕は鞄を持ち教室から飛び出した。
「聖夜、あのさぁ・・って、いないじゃん・・」
「あれ、聖夜は?」
次は七海がきた。
「春だよ。」
翔太が七海に向かって笑いながら言う。
「はっ?」
「だから、はーる」
翔太の、にやついた顔が気持ち悪く感じる。
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・・先生に逢える。
・・それだけで
胸がいっぱいになる。
・・自然と笑みが浮かぶ。
・・周りなんて
見えない。
・・大声で叫びたい。
・・僕は先生が好きだー!
ガラガラっ
「先生!」