僕は先生を愛してます
「どうせ、先生の事考えてたんだろ?考えて落ち込む暇があるなら、行動しろよ!お前・・女で悩むキャラじゃないだろ?また和泉ちゃんの時と同じ繰り返しをする気か?!」
「そんな事・・お前に言われなくてもわかってるよ!」
つい怒鳴ってしまった。
「じゃぁ、当たって砕けろよ!それが男だろ!?」
・・確かに、そうだ。
「俺はお前の見方だよ。だから何でも言えよ。俺さ、お前が好きな人居るって・・俺に相談してくれた時、かなり嬉しかった。俺、お前の役に立ってる・・なんて勝手に思ってさ・・」
・・翔太。
「まぁお前が砕けて泣いてる姿も見てみたいけどさ」
笑う翔太。
「なんだよ・・それ」
そんな翔太に、さっきまで怒鳴っていた僕はどこかに消えていた。
「あ、それと卓ちゃんが怒ってたよ?明日は模試だってゆうのに、勝手に居なくなって・・って。熱があるから帰ったって言っておいたけど」
「・・ありがとう」
「あぁ。じゃぁまた明日な!」
プツッ―・・・
「翔太・・」