海にかけた50%or50%

距離



次の日…
俺は秋菜のとこに行った。



「秋菜っ」

「っ…」


あっ



「逃げんな!!」


俺は走って秋菜を追いかけた。


俺から逃げれるわけねぇじゃん…。


俺は、秋菜の腕を掴んだ。


「秋菜っ…」

「離してっ!!」

「俺の話聞けって!!」


「なによっ!!…私なんか、どうでもいいくせに!!朱鷺也くんは私なんかいらないんでしょ!!…だから離してっ!」



は?!



「いらなくねぇし」


「嘘!!電話切って他の女の人と話してたくせにっ!!」


「秋菜何言ってんだ?」


もしかして…亜美と会ってるとき…俺、電話切ったとか?!


「朱鷺也くんが全部悪い…私…あそこにいなければっ…っ」


秋菜は泣いて
体が震えてた。


その時俺は、
無性に自分に腹が立った…。



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