海にかけた50%or50%
俺は秋菜の頭を優しく撫でた。
「ごめん…」
許されないかもしんないけど…
「ごめん…」
全部俺のしたことだ。
「朱鷺也くんなんて…大嫌い!!」
「…あきな…」
秋菜は
泣いたまま走ってった。
追いかけることなんて
できねぇよ・・。
俺…なんてことしたんだ…。
最低だ…。
今更、後悔したって…
もう、遅いよ…。
俺は、
泣きながら走っていく
秋菜のその背中を
ただ見つめることしか
できなかったんだ。
――――――…。
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