海にかけた50%or50%
とりあえず俺は真野に言われたとおり丘の上に来て大きな家を探してた。
大きな家って…。
あれ?
確か秋菜の名字って
海風…だよな?
俺の目の前には
海風とかかれた
でかい看板とでかい家、
いや屋敷に近い…よな
とりあえず俺はインターホンを押した。
しばらくして屋敷の中からきれいな人がやってきた。
その人は、俺の名前を聞くと、俺を屋敷の中に案内してくれた。
「あの…」
「秋菜の言った通りの人ね」
「え…」
「話は秋菜からたくさん聞いているの。あなたの聞きたいことはなにかしら?」
「あの…秋菜の」
「申し遅れました。秋菜の母です。」
秋菜の母さん!?
「最初はね秋菜に婚約者もいたんだけど…秋菜がきかなくて…“私には好きな人がいるの”の一点張りで…」
なぁ秋菜?
それって…
秋菜が好きなのって
「あの…秋菜がアメリカに行くって…」
「やっぱり…秋菜言わなかったのね」
「え…?」
「誤解しないでね。空崎くんと別れるのが辛かっただけなのよ」
辛かったって…
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