海にかけた50%or50%
9.好き
Й akina

やっぱり…朱鷺也くんいないと寂しいよぉぉ・・。

でもまぁ好きな人が幸せならそれでいいか

アメリカもそんなに悪いとこ‥じゃない。

私、英語は喋れるしね♪

突然ケータイの着メロが鳴った…。

___________
着信☆
―――――――――――
空崎朱鷺也
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
え…なんで…?

たくさんの疑問があったけど

とりあえず、でてみた。

「もしもし?」

「やべぇ…」

え?

「秋菜…だよな?」

「いやぁ…その秋菜ちゃんは」

「俺に嘘つくんじゃねぇよ!!」

うわぁ…本物…

「怒ってる??」

「当たり前」

「えっとね‥」

「話し聞いたから」

「はぃ!?」

「なんだよ…その声(笑)」

なんで笑うかな〃

「だっ誰から!?何を!?」

「秋菜、焦りすぎだから」
「だってぇ…」

「秋菜の母さんから聞いた。秋菜の病気のこととか、俺に気をつかったこととか」


「はぁ?!」

なんなのよお母さんは;;;

「ってかなんでお母さんに会ったの?」

「あぁ…内緒だな♪」

はあぁぁぁぁ!?

「なにそれ!?」

「うん?ってかさ秋菜の家って金持ちだったんだな」

スルーされた?

ってか全部バレてるよ・・・アハハ‥。

「うん…」

朱鷺也くんには知られたくなかったんだけどな…。

「まぁ…別に驚かねぇけど」


「なんで?!」

普通は驚くよね??

「俺ん家も金持ちなんだよ」

「え‥そうなの?!」

「あぁ。しかも聞いたら秋菜ん家とは提携組んでて昔から仲いいんだって」

「へぇ〜」


「あっやべっ‥わるい‥もう切るな?」

「うん…」

寂しいな…

「俺が応援するから手術頑張れよ!!」

朱鷺也くん…
ありがとう。


「うん!!私、手術乗り切ってみせるから」

「その意気だ!!あと…」

「夏になったらそっち行くから」

「えぇ?!」

「秋菜は俺が嫌い?」

「え…あ…えっと…」

「(笑)マジで秋菜は可愛いな。じゃあな」

「うっうん!!」


.
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