海にかけた50%or50%


目を覚ましたとき、

私はウェディングドレスを着ていました。


頭がズキズキするっ‥。


「私…」

「秋菜っ!!逃げて」

お母さん?

お母さんが血相を変えて…。


ボディガードの人に取り押さえられて外に行っちゃった。



私は近くにいた日本人のおじさんに聞いてみた。



「今日は結婚式ですか?」

「えぇ、そうですよ」


知らない人が言った。



「誰のですか?」


「それは秋菜様じゃないですか」

知らない人は笑ってた。

そっか記憶無くなってるみたいだから、少し忘れてるんだ。


「さぁ、みなさんお待ちかねですよ」

「はい♪」

私の結婚式かぁ



あれ‥相手はだれ?



ドアを開けると
すごい!

テレビや映画に出てくるパーティーみたいに盛大で大勢の人たち。


「おめでとう」

「It's beautiful!!」


たくさんの人たちからの祝福を貰って私は

一歩・・・・ 
また一歩と
赤いバージンロードを歩いていく。


私、結婚するんだ…。


お父さんたちどこにいるんだろう??

そのとき‥



―キィー…バタン…―



扉が開いて
光が照らすと…1人の男の人が立っていた。


「待ってください」

あれ?私この人のこと知ってる・・・・・。



これからなにが始まるのか
私にはわからなかった……。


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