海にかけた50%or50%
「やめてっ!!!」
秋菜が泣いていた。
俺、なにやってんだよ・・・・。
秋菜は頭を抱えてしゃがみ込んだ。
「秋菜っ!!」
俺は秋菜に駆け寄った。
「朱…鷺…也く…ん?」
震えながら
その声は、確かに俺の名前を呼んだんだ。
「秋菜…俺が分かるか?!」
「うん!!私を助けてくれた朱鷺也くんだよ…」
「秋菜っ」
俺は秋菜に駆け寄った。
秋菜の記憶が戻ったんだ・・・・・・!
やべー泣きそう…。
っと…忘れるとこだった。
「秋菜、走れるか?」
「うん。ドレス邪魔だけど」
「よし、走れ!!」
俺たちは手をつないでどこまでも走った。
そして行動のまま
飛行機に乗って日本に帰ったんだ。
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