海にかけた50%or50%
その後私たちは
ずっと手をつないでいました。
でも私の顔は赤いまんまで…。
「着いた」
「え…」
「ここが俺んち」
「ここが??」
「そっ♪」
デカっ…;
私の家よりは小さいけど
朱鷺也くんの家は、
なんというか…純和風?
そんな感じがする。
「こっち」
「あ、うん!!」
家の中に入ると
ワンピース?を着たきれいな女の人が…
「朱鷺ちゃん!!おかえりっ♪」
朱鷺也くんに抱きついてた。
ってか誰!?
「母さん;」
朱鷺也くんのお母さん?!
きれいなお母さんだなぁ…。
「あら?この子が秋菜ちゃん?」
「あぁ」
「初めまして!!海風秋菜です」
「初めまして♪朱鷺ちゃんのママです♪」
「その言い方やめろよ;恥ずかしい…」
「まっ!いいじゃないの♪」
「よくねぇし…」
優しそうな人…。
「わりぃ…秋菜ごめんな?」
「うんんっ」
「母さん…部屋の鍵」
「あら♪ふふっ」
朱鷺也くんの顔が少し赤くなった。
「はいっ♪」
「サンキュ!」
朱鷺也くんのお母さんが
「朱鷺也は男の子だから気をつけなきゃダメよ?」
ニコって笑って…。
どういうこと?!
「なに話してんだよ」
「女同士の話し合いよね?」
「はい…」
「ふーん」
う;なんか不機嫌そう…。
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